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犬種特性〜人との共同生活の中で犬をよりよく理解する〜
古典的な犬種
現代、犬の祖先は東アジアにいたオオカミであると推測されていますが、なかでも天然記念物に指定されている代表的日本犬6犬種(柴犬、秋田犬、甲斐犬、四国犬、北海道犬、紀州犬)、シベリアンハスキー、アラスカン・マラミュート、チャウチャウ、アフガン・ハウンド、バセンジーなどは遺伝的に近縁(きんえん)で「古典的な犬種」(選択育種(せんたくいくしゅ)の少ない犬種)に分類されています。
犬たちが持つ様々な犬種特性。近代に選択育種された4つのグループをご紹介します。
狩猟犬
レトリバー種、テリア種、ハウンド種など多くの犬種はこのグループに入ります。
狩猟用(しゅりょうよう)に、においを嗅ぐ、走り追いかける、噛みつく、吠えたてるなど獲物を追いつめるのに必要な能力をそれぞれ選択育種されているため、十分な運動量とともに、オモチャ、遊びを通して狩猟に代わる好奇心、興味を十分刺激してやる必要があります。
またジャック・ラッセル・テリア、ビーグルなどは小型でも遺伝的にこのグループに入るものも多いため、コンパニオンとして飼われていても、十分な運動や刺激が必要な犬種が多く存在します。
狩猟犬の犬種特性
牧畜犬・牧羊犬
コリー、シープドッグ、コーギーなどは元来牧羊犬(ぼくようけん)、牧畜犬(ぼくちくけん)として家畜の群れを牧場でまとめるため選択育種されています。
スタミナがあり、動く物を追いかける傾向が強いため、使役に使わない場合は、フリスビー、アジリティーなど代替となるスポーツで発散させてやる必要があります。
牧畜犬の犬種特性
使役犬
ロットワイラー、マスティフ、シェパード、ボクサー、マウンテンドッグなど主に警備や護衛に適するよう体格、能力が選択育種されています。
使役には向かないがブルドッグ、フレンチブルドッグなどもこのグループに属します。
愛玩犬
マルチーズ、シーズー、ミニチュアダックス、トイプードルなどコンパニオンとしてかわいがられることを一番の理由に選択育種されたものを指します。
そのため、その特徴は単に体格が小さいだけでなく、「成犬になっても子犬のような外見やしぐさを多く残していること」があります。
犬種の分類は国によって団体によって様々であり、純血種として登録されている犬種も国によって異なります。
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執筆・監修
どうぶつ行動クリニック・ファウ
尾形 庭子先生
企画・制作
Human Animal Bond
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